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努力は必ず報われる とは言い切れない!


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努力を定義してみよう

つい先日TVニュースのインタビューで
「努力は必ず報われる」って
ものすごく努力した人がおっしゃってたんですよね

努力は悪いことではないし
努力している人を否定する気ももちろんない

でもね、結果が出たから報われたんでしょ?

・努力に勝る天才なし
・天才とは1%のひらめきと99%の努力である
・汗と努力の結晶です

子供たちへの訓示として
「努力」しないと結果が出ないから、努力を惜しんではいけないよ
コツコツと積み上げる努力をするんだよ
という意味なんやと受け止めています

でもな、よう見てみ
1%のひらめきがないと天才にはなれん
汗をかかずんば結果をもたらす結晶にはならん
と書いてますやん

先にも書きましたが
努力を否定する気はないのです

しかし、世の中は努力したけど結果が出なかったって事がよくあるやん
結果が出ないのは努力が足りなかったから?

努力って何ですか?
努力とは寝食を犠牲にして時間を使う事ですか?
練習と努力の違いって何ですか?
能力って何ですか?

          

海は死にますか?山は死にますか?
風はどうですか?空もそうですか? ---注

 

私は子供のころから「努力」という言葉が嫌いでした
実際、努力の定義というのがよくわからなくて

子供のころのイメージは
結果を出すためにやりたくない事を嫌々、時間を使ってやるような事
と勝手に思い込んでました
だから努力ってすごい負のイメージがあって

好きこそものの上手なれ!
好きな事、やりたい事って寝食を忘れて没頭するじゃないですか?
へっとへとになるまでやるじゃないですか?好き好んで
それって努力?

才能があってからこその、「報われる努力」じゃないの?
圧倒的な才能の上に練習(修練、経験)を積み上げるから
結果が出るんじゃないの?

イチローや大谷やセナと同じ環境で同じ時間を過ごせば
自分は同じ結果が出せる?

やればできる!?ある程度まではね

そうなると今度は、報われる為の「結果」も定義がよくわからん
結果=目標とか目的なんだろうけど
優勝しないとダメか?
そういえば「努力目標」ってまた
よくわけのわからん言葉もあるね

で、何が言いたいかというと
努力は必ず報われるわけではないが
努力の仕方、方法が間違っていなければ無駄にはならない
そして、おおよそ努力していると言われている人は
努力している時に努力している自覚はない(はず)

だから、納得した結果が出た時に初めて努力は報われる
周りもそれを努力したとして評価する

ようやく納得する定義がでけたわ

努力とは成果、結果を導くために費やした時間と労力の事である
例え最初に想定していた結果が出なくても
正しい目標とそれを達成する方法、過程を踏んでいれば
決して無駄にはならない

期待した成果、結果が出で初めて努力は報われる

期待した成果が出なかった場合の
原因としては以下の3つのどれかにあてはまると考えられる

1.努力の方法や方向性が間違っている
 「いや、今それやっても一緒やろ。いつまでソレやってんねん」

2.自分の能力にあっていない高すぎる結果を求める
 「イチローと同じ環境で同じ人生を歩んでもイチローと同じ結果は出せない」

3.環境やタイミングが悪い
 「セナがいた。とか、マクラーレンに乗れなかったとか」

だから努力をしましょう
結果がついてこなかった場合は
間違いがなかったか振り返って正しい努力をしましょう
目標が高すぎたら落として達成感を得よう

あぁ、なんかスッとした

だいぶ酔うてるな

                  

 注) 防人の歌 さだまさし